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地域ビジネスにおけるWEB活用のお話

24.08.17

【2025年に向けて】店舗集客MEO対策の必須項目を押さえる【ローカルSEO】

地図集客(MEO)のサムネイル

「最近、昔よりお客さんが減った気がする…」

「ホームページも新しくしたし、SNSもやってるのに、全然効果を感じない」

 

 

こういった悩みを抱えている小規模事業者の方は多いのではないでしょうか。

弊所でもこのようなご相談をよくいただき、何とかしなければぁと思っています。

 

 

というわけで今回は「MEO対策が出来ていないと、店舗ビジネスは厳しい時代になってしまったっちゃ」

というお話をさせていただきます。

 

 

この記事を読むことで、MEO対策の必要性設定方法が分かるようになります。

対策を施すことで、すぐに変化が現れる場合もありますので、ぜひ試してみてください。

 

 

 

まずは基本をおさらい(集客の定石)

集客を成功させるためには「人の目にどれだけ触れるか」が非常に重要です。

特に店舗ビジネスでは、この数が大きく影響します。

 

例として、あなたが普段、車を運転して通勤しているとします。

その通勤路に面した場所に整骨院が建っているのをあなたが見つけた時点で人の目に触れた回数は+1です。

 

もし仮に通勤路に面しておらず看板すらなければ、存在に気づいてすらもらえません。

 

道路上であれば月に1000回人の目に触れて、そのうち1%でも来てくれれば月に10人のCVに成功しています。

 

ところが、立地が悪ければその母数が減ります。

月に100回人の目に触れて、そのうち1%が来たとしたらたった1人にまで減ります。

 

 

今挙げた例は、かなりアナログではありますが、ネット集客も本質は同じです。

ネット上で人の目に触れる機会が多ければ、それだけ売れる可能性が高まります。

 

今回紹介するMEO対策は、ネット上で人の目に留まる回数を増やし、選んでもらいやすくすることができます。

 

 

MEO対策=「Map Engine Optimization」の略で、GoogleマップやYahoo!マップ、Appleマップなどの地図検索エンジンでの店舗情報の最適化を指します。※ローカルSEOという概念とおおよそ意味は同じ

 

 

MEO対策の効果とは…地域密着型ビジネスの強い味方

MEO対策を簡潔に言うと

「デジタルの目立つ看板作り」

です。

 

デジタルの看板作りが出来ていないと、これからのローカルビジネスは集客が非常に難しくなります。

 

特に接骨院やエステなどのサービス業では、マップが整っているだけで信頼感が出て、安定的な集客につながります。

 

「近くの接骨院」や「〇〇駅 エステ」などといった検索をする人に対して、地図検索で上位表示されれば、それだけで劇的にお問い合わせ数が改善します。

 

なお、新規集客に限らず、既存顧客に対してもMEO対策の有無が大きな影響を持ちます。

営業時間の変更や新しいサービスの追加情報が正確に表示されることで、顧客が最新の情報にアクセスでき利便性が向上。

 

また、定期的にGoogleビジネスプロフィールを更新し、口コミに返信することで顧客に対してビジネスが活発に運営されていることを示すことができます。

 

これにより、既存顧客の信頼感が強化され、他の競合に流れることを防ぐ効果が期待できます。

 

 

最低限これだけは設定しよう!MEO

MEO対策は最低限これだけはやっておいて!という項目があります。

まだノータッチの方は、まずはここから始めましょう。

 

オーナー登録

まだGoogleビジネスプロフィールのオーナーになっていない場合、自分から取得する必要があります。

やり方は、すでに検索してプロフィールが表示される場合は「ビジネスオーナーですか?」をクリックして申請を行います。

すると「このビジネスを管理して、口コミへの返信や連絡先情報の更新を行いましょう」という見出しのページに移動しますので「管理を開始」をクリックして次に進みます。

このビジネスを管理して、口コミへの返信や連絡先情報の更新を行いましょうのページ。管理を開始という青背景のボタンがあるので、それを押して次に進む

 

ちなみに、確認方法はGoogle側で候補を決めるようです。

(2024年8月時点、弊所で確認したある事業者様では「電話確認」か「ビジネスの動画」かで選択できるようになっていました。)

 

「オーナー確認の方法を選択します。確認方法は自動的に決定されるため、変更できません。」
https://support.google.com/business/answer/7107242#zippy= より

 

情報の統一

例えば、エキテンやホットペッパーなどの他媒体で掲載している住所が片方では全角もう片方では半角みたいになっているとGoogleさんは別ビジネスと判断してしまいMEOの効果が落ちることもあるとか。

※今後、改善される可能性もあり

 

↓どちらかに揃えたい!

・東京都板橋区000ー0 (エキテン)

・東京都板橋区000-0 (ホームページ) 

 

Google先生から「これは別のビジネスに違いない」と思われてしまわないように、可能な限りネット上の情報は統一しましょう。

 

写真の整理

写真の良し悪しもお客さんに選んでもらうために重要な要素です。

ビジュアルコンテンツが充実しているとレビュー数やレビューの質の向上にもつながることがあり、これが検索順位に間接的な影響を与えることも考えられます。

 

特にエステ美容院整体飲食宿泊、などのビジネスでは写真がお客さんの決定に大きな影響力を持っています。

 

店舗の外観、内観、スタッフの写真などを可能な限りキレイに撮って追加しましょう。

 

 

商品の追加

商品がある場合は、必ず設定しておきましょう。

写真商品名金額商品説明文は最低限設定しておくことをオススメします。

 

商品を追加しておくことで期待できる効果としては、主に以下の3つです。

 

1.エンゲージメントの増加

商品情報を設定することで顧客が商品に興味を持ち、詳細をクリックしたり、店舗を訪れたりする可能性が高まります。

これにより、HPへのアクセスや実店舗への来店が促進されエンゲージメントが向上します。

 

2.顧客体験の向上

商品情報が詳細に記載されていることで事前に購入検討する際の情報を得ることができ、不安を軽減できます。

 

3.SEOへのポジティブな影響

商品情報を設定することは、ローカルSEOの強化にもつながります。

商品が関連する検索キーワードに対して表示されることで、検索順位が向上する可能性があります。

 

また、商品情報が豊富であればあるほど、Googleにとってビジネスが信頼性の高いものとして認識されやすくなります。

 

口コミの管理

TACO的に最も重要だと考えているのが、口コミ

かつて、ホームページにお客様の声を載せていれば十分な時代があったようですが、ネットリテラシーが向上している今ではそれだけでは信用されません(HPはその事業者の思うままに情報操作が可能であるため)

 

お客さんは比較検討をした上でお店を選びます。

その際に参考にするのが、Googleマップでの口コミです。



イギリスのローカルSEO特化ソフトウェア会社であるBrightLocalの調査によると、 

 

・87%の消費者が地元ビジネスを評価する際にGoogleを使用する

・特に口コミの最新性に注目している。

・消費者の73%は、星4つ以下のビジネスは利用を避ける傾向がある。

・54%の消費者は、口コミに返信するビジネスに対してポジティブな感情を抱いている(積極的に返信することがビジネスの信頼性を高める要因)

 

となっており、Googleマップでの最適化、口コミ対策が重要であることが分かります。

 

口コミの返信にはGoogleビジネスプロフィールのオーナー登録が必須です。

稀にですが、悪意をもって低評価をつける人もいるため、すぐに対処ができるようにしておくことが大切です。

 

最後に

MEO対策は、今や小規模な店舗でも無視できない重要なマーケティング手法です。

 

弊所では、MEO対策やホームページ制作を通じて、あなたの店舗の集客力を強化するお手伝いをしています。

興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

プロフィール

TakahiroFukui
TakahiroFukui売上安定化サポーター
TACO Design Labo代表の福井です。
消防→民間企業を経て、WEB関連事業を開業。社会人野球選手兼トレーナー兼WEB事業運営者。Googleマップでの集客やSNS運用代行、Youtubeサポート、WEBサイト制作を提供しています。

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